世界各国のMBTIランキング。割合が少ないタイプ&アメリカや中国も調査

MBTIは、世界45か国以上で活用されている性格検査です。
ここで紹介するのは、世界で4000万人以上の人が診断した、16Personalities性格診断テストで確認できる16個の性格タイプについてです。

今回は、世界における16タイプの割合を確認し、多いタイプの順番と、一番少ないタイプをそれぞれ見ていきましょう。

MBTIの16種類の性格タイプの説明

まず前提となるMBTI16タイプの説明をします。
すべて覚えている方は読み飛ばしてください。

MBTI(ここでは実質16Personalitiesの16タイプ)は、以下の4グループ・16タイプに分けられます。

タイプ 一覧
分析家タイプ
論理性とクリエイティブな思考が強み
INTJ(建築家)
INTP(論理学者)
ENTJ(指揮官)
ENTP(討論者)
外交官タイプ
豊かな感受性と優しさで仲間をまとめる
INFJ(提唱者)
INFP(仲介者)
ENFJ(主人公)
ENFP(広報運動家)
番人タイプ
真面目に仕事をこなす能力が高い
ISTJ(管理者)
ISFJ(擁護者)
ESTJ(幹部)
ESFJ(領事官)
探検家タイプ
自由を愛してリスクに立ち向かう
ISTP(巨匠)
ISFP(冒険家)
ESTP(起業家)
ESFP(エンターテイナー)

またストレスに強い自信家をA(Assertive)タイプ=自己主張型、ややネガティブになりやすい繊細な人をT(Turbulent)タイプ=慎重型に分けるのが特徴です。

A(Assertive)自己主張型 … 細かいことを気にしない。前向きで自信に満ちている
T(Turbulent)慎重型 … 細部を気にする。ストレスを抱え込み、ネガティブに考えやすい

つまり自己主張型の領事官ならESFJ-A、慎重型の領事官ならESFJ-Tとなり、最終的には32個のタイプに分かれます。

世界におけるMBTIの割合はINF型&T型が多い

現在の統計ではINFP-Tが最も多い

「世界で一番多いor少ないタイプは?」と気になる人は多いでしょう。

公式サイトでは、世界の回答者の多くがI内向型、N直感型、F感情型、かつT慎重型の性格タイプであると示唆しています。
つまり世界にはINF-Tのタイプが多いことが推測できますね。

INFに該当するタイプはINFJ(提唱者)とINFP(仲介者)です。
INFJは世界的にも人口が1~3%程度と少なく、珍しいタイプと言われており、日本での割合はINFJ-Aが1.82%、INFJ-Tが4.97%です。

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一方、INFPは人口がやや多めで、日本においては16タイプで最も人口が多く、INFP-Tは12.91%いることが判明しています。
上記を踏まえると、世界で最も多い性格タイプは、慎重型の仲介者・INFP-Tである可能性が高いですね。

さらに16Personalities公式サイトから、最も外向型が多い国と内向型が多い国を確認できました。
Eの文字で始まる外向型は、エネルギーが外側に向いていて、アクティブな人が多い印象です。

一方、Iの文字で始まる内向型は、エネルギーを自分の内側に向けるのが得意なため、1人の時間を好む落ち着いた人が多い印象ですね。
2つの違いは大きく、性格の違いを見極めるうえで最も分かりやすい指標になるため、これらを軸に比較してみましょう。

最も外向型が多いニカラグア

最も外向型が多い国は、ニカラグアです。
ニカラグアは中米にある国で、コーヒーやカカオの産地として知られています。

明るい人や真面目な人など、日本と同様にさまざまなタイプの人がいるようです。
最も多いタイプは自己主張型の領事官・ESFJ-A。
ESFJは物腰やわらかでありながら、規律は守り、周囲をまとめられるリーダーシップも持っているしっかり者です。
ニカラグアには、優しく責任感の強い人が多いのかもしれません。

内向型が多いリトアニア

逆に、最も内向型が多い国は、リトアニアです。
あまり感情を表に出さず、シャイで控えめな人が多い国と言われていることを考えると、納得できる結果ですよね。

最も多いタイプは日本と同じく、INFP-Tでした。
想像力豊かで優しい人が多いタイプなので、リトアニアには創作活動や思索が好きな人が多いのかもしれませんね。

他にもロシアは内向型が多いものの、隣接しているウクライナは外向型が多いなど、地理的に近くても性格には違いが出るケースもあります。

MBTIの世界におけるタイプを国別に紹介

世界全体におけるMBTIのタイプが多いのか、国別のランキングが公表されているため、割合の確認ができます。
今回は、割合が気になっている人が多い英語圏の国(アメリカ合衆国・カナダ・イギリス)に加え、中国、日本でのMBTIブームのきっかけとも言える韓国に分けて、結果を紹介します。

アメリカ合衆国のMBTI人口ランキング

アメリカ合衆国で最も多いのは1位INFP-Tです。
続いて、2位ENFP-T・3位INFJ-Tとなります。

【アメリカ合衆国のMBTI(16タイプ)ランキングトップ10】

1位:INFP-T 慎重型の仲介者 12.08%
2位:ENFP-T 慎重型の広報運動家 8.31%
3位:INFJ-T 慎重型の提唱者 5.67%
4位:ENFP-A 自己主張型の広報運動家 5.16%
5位:ESFJ-A 自己主張型の領事官 5.04%
6位:ISFJ-T 慎重型の擁護者 4.71%
7位:ENFJ-T 慎重型の主人公 3.71%
8位:INTP-T 慎重型の論理学者 3.60%
9位:ISFP-T 慎重型の冒険家 3.43%
10位:ENFJ-A 自己主張型の主人公 3.39%

最下位32位はESTP-T 慎重型の起業家 0.83%

全体で見ると外向型よりも、内向型の方が0.4%多いという結果でした。

N直感型、F感情型、かつT慎重型が多いことが判明しており、世界全体の傾向と一致しています。
P知覚型が、J判断型よりも多いことから、日本と同じくINFP-Tが1位という結果でした。

逆に、非常にアクティブな特徴があるESTP-Tが0.83%と、最も少ないことが判明。
アクティブで外向的な人が多そうなイメージの強いアメリカですが、実は内向型の方が多かったのは意外かもしれません。

ただ事実や論理を重視するT思考型よりも、人の気持ちを重視するF感情型が多い点は、感情表現が豊かなアメリカのイメージに近いですね。

カナダのMBTI人口ランキング

同じアメリカ大陸の国でも、北米のカナダでは、結果が異なるのか見てみましょう。

1位はやはり全体の12.75%を占めるINFP-Tで、以下アメリカ合衆国とほぼ同様のタイプが上位に来ています。
最下位も同じくESTP-Tで、 0.79%でした。

【カナダのMBTI(16タイプ)ランキングトップ10】

1位:INFP-T 慎重型の仲介者 12.75%
2位:ENFP-T 慎重型の広報運動家 8.46%
3位:INFJ-T 慎重型の提唱者 6.50%
4位:ISFJ-T 慎重型の擁護者 5.42%
5位:ENFP-A 自己主張型の広報運動家 4.98%
6位:ESFJ-A 自己主張型の領事官 4.80%
7位:ENFJ-T 慎重型の主人公 3.95%
8位:ISFP-T 慎重型の冒険家 3.75%
9位:INTP-T 慎重型の論理学者 3.72%
10位:ESFJ-T 慎重型の領事官 3.46%

最下位32位はESTP-T 慎重型の起業家 0.79%

アメリカとカナダに共通しているのは、トップ10はすべてF感情型であることです。
特にトップ3がINFP・ENFP・INFJと、いずれもNF型と呼ばれるタイプなのが興味深いところ。

いずれも人の感情の変化に敏感で、情緒的なサポートが得意なタイプです。
アメリカ合衆国やカナダには、相手の微細な感情の波に気づき、親身にサポートすることに長けた人が多いのかもしれませんね。

イギリスのMBTI人口ランキング

ではアメリカと同じく、英語圏でありながら、地理的には遠くヨーロッパに位置するイギリスはどうでしょうか。

イギリスでも、最も多いのは1位INFP-T、2位ENFP-T、3位INFJ-Tとなります。
人口比率は異なりますが、なんと7位まではカナダとまったく同じ結果でした。

またトップ3も、アメリカ・カナダと同様に、NF型です。
トップ3の結果は、同じヨーロッパのフランスやドイツとも共通しています。

【イギリスのMBTI(16タイプ)ランキングトップ10】

1位:INFP-T 慎重型の仲介者 13.57%
2位:ENFP-T 慎重型の広報運動家 9.43%
3位:INFJ-T 慎重型の提唱者 6.53%
4位:ISFJ-T 慎重型の擁護者 5.29%
5位:ENFP-A 自己主張型の広報運動家 4.94%
6位:ESFJ-A 自己主張型の領事官 4.92%
7位:ENFJ-T 慎重型の主人公 4.32%
8位:INTP-T 慎重型の論理学者 3.90%
9位:ESFJ-T 慎重型の領事官 3.88%
10位:ISFP-T 慎重型の冒険家 3.80%

最下位32位はESTP-T 慎重型の起業家 0.76%

イギリスにも内向型と感情型が多く、自己主張するよりは慎重、そして人の感情に敏感な人が多いようですね。
筆者は学生時代、イギリスのケンブリッジ大学の学生と交流したことがありますが、全員がとても温厚で親切な印象がありました。
日本の学生と打ち解けやすいことから、真面目でややシャイな印象を受けたため、日本人と似た気質を持っていそうです。

そう考えると、カナダの人々も日本人とは相性が良い可能性があります。
海外への留学やワーキングホリデー、移住などを検討している方は、日本人も馴染みやすそうなイギリスやカナダを検討してみても良いかもしれません。

中国のMBTI人口ランキング

では日本と同じアジアに属する、中国ではどうでしょうか。
英語圏の国とは、結果が若干異なりますね。

1位がINFP-Tであることは同じですが、2位はESFJ-Aでした。
結果は以下の通りです。

【中国のMBTI(16タイプ)ランキングトップ10】

1位:INFP-T 慎重型の仲介者 8.22%
2位:ESFJ-A 自己主張型の領事官 6.01%
3位:ENFP-T 慎重型の広報運動家 5.90%
4位:ISFJ-T 慎重型の擁護者 5.90%
5位:ISFP-T 慎重型の冒険家 5.75%
6位:ESFJ-T 慎重型の領事官 4.15%
7位:INFJ-T 慎重型の提唱者 4.01%
8位:ESFP-T 慎重型のエンターテイナー 3.85%
9位:INTP-T 慎重型の論理学者 3.67%
10位:ISFJ-A 自己主張型の擁護者 3.62%

最下位32位はENTJ-T 慎重型の指揮官 1.28%

これまで見てきた国はすべて、N直感型がトップを占めていましたが、中国ではS感覚型のESFJが2位に登場したのです。
N直感型は空想や妄想が好きで、未来に起きることを鮮明にイメージできます。

一方、S感覚型は、現実のイベントと過去の経験をより重視するのが特徴です。
目の前にある課題を正確にこなし、予想よりも過去の体験を土台に行動するタイプですね。

同時にESFJはF感情型のため、相手を気遣える親切な性格の持ち主です。
心優しく頼もしい優秀なリーダーというイメージがあります。

中国ではカリスマ的なリーダータイプENTJが、最も少ないことが判明しているため、周囲を引っ張るというより、協調性を重視するリーダーが多いのかもしれませんね。

韓国のMBTI人口ランキング

MBTIが若者の間で大流行し、日本でのブームのきっかけを作ったのが韓国です。
世界的アイドル「BTS」も診断しており、自分のタイプとメンバーのタイプが同じで盛り上がるファンも多そうですね。

実際に16Personalitiesを利用した、韓国の人々の割合はどうなっているのでしょうか。
韓国でもやはり1位はINFP-T、2位はENFP-TとNF型がトップにランクインしました。

【韓国のMBTI(16タイプ)ランキングトップ10】

1位:INFP-T 慎重型の仲介者 10.61%
2位:ENFP-T 慎重型の広報運動家 8.05%
3位:ISFJ-T 慎重型の擁護者 5.02%
4位:ISFP-T 慎重型の冒険家 4.65%
5位:INFJ-T 慎重型の提唱者 4.60%
6位:ENFP-A 自己主張型の広報運動家 4.55%
7位:ESFJ-A 自己主張型の領事官 4.36%
8位:ESFJ-T 慎重型の領事官 3.99%
9位:INTP-T 慎重型の論理学者 3.96%
10位:ESFP-T 慎重型のエンターテイナー 3.57%

最下位32位はENTJ-T 慎重型の指揮官 1.26%

一方3位はISFJ-T、4位はISFP-Tと、SF型が多いことが、これまで見てきた他国との違いですね。

SF型はS感覚型とF感情型が組み合わさっており、家族や友人など周囲の人を大切にするあたたかい心の持ち主。
韓国には温厚な平和主義者が多いのかもしれませんね。

MBTIの世界における割合で一番少ないのはENTJ-TかESTP-T

世界において一番少ないタイプはENTJ-TもしくはESTP-Tである可能性が高いです。
これまでの情報を踏まえると、多くの国で最も多いタイプは、INFP-Tと判明しています。
したがって、INFP-Tと真逆の性質のタイプが、一番少ないタイプである可能性が考えられますね。

単純に考えると、文字通り真逆のタイプは、E外向型・S感覚型・T思考型・J判断型・A自己主張型のESTJ-Aです。
しかし今回確認したアメリカ・カナダ・イギリス・中国・韓国を対象に、最も少ないタイプを分析すると、ESTJ-Aはいずれも最下位ではありませんでした。

アメリカでは14位、イギリスでは13位と、平均より上です。
世界で最も外向型が多い国であるニカラグアでは、ESTJ-Tが最下位でしたが、ESTJ-Aについては6位とむしろ上位でした。

つまり、ESTJ自体が決して珍しいタイプではないと思われますので、世界で最も少ない可能性は低いですよね。
今回の5ヶ国で、最も少ないタイプをまとめると以下の通りでした。

【一番少ないタイプ】

アメリカ・カナダ・イギリス:ESTP-T 慎重型の起業家
中国・韓国:ENTJ-T 慎重型の指揮官

ちなみに、筆者が大学時代に文化を研究していたアイルランドについては、最下位がESTP-Tでした。
また日本で最も少なかったのはENTJ-Tです。

つまり英語圏ではESTP-T、アジア圏ではENTJ-Tが最も少ないタイプということです。
ESTPは起業家、ENTJは指揮官という名前から分かる通り、いずれもカリスマ性があります。

大きなリスクに直面しても、果敢に立ち向かっていけるタイプです。
確かに、街中で簡単に出くわすようなタイプの人々ではなさそうですよね。
カリスマ性があり、多くの人に憧れられるような性格ですから、それだけ希少性も高いのでしょう。

ただしアフリカ大陸のルワンダはESFJ-Aが一番多いタイプで、ISTP-Aが一番少ないタイプと、国によって傾向は大きく異なります。

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