日本人に多いMBTIランキング。割合が少ないタイプ&人口を調査

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、世界45か国以上で活用されている性格検査です。
基になっているのは、心理学者カール・ユングの「タイプ論」。
判断の仕方や興味関心の方向など、4つの指標を軸にして、人の性格を分類したものです。

当サイトでは16Personalities性格診断テストの指標を基にして、MBTIについて気になる人に向けて、情報を発信します。
今回は、日本におけるMBTIの割合と人口比率、一番多いタイプと一番少ないタイプをそれぞれ見ていきましょう。

日本人に多い16タイプの割合ランキング

2024年現在、約1億2,399万人の日本人の中で、16personalitiesの性格診断を受けた人は7万9,290人です。

参考:総務省データ https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

この中から、16タイプの割合を確認したところ、2024年時点で日本人には、INFP・仲介者が多いことが判明しました。

A(自己主張型)とT(慎重型)では、T(慎重型)が多いことがわかっています。
つまり日本人に最も多いタイプは、慎重型の仲介者INFP-T(12.91%)で、およそ1万236人です。

1位:INFP-T 慎重型の仲介者 12.91%
2位:ENFP-T 慎重型の広報運動家 8.48%
3位:ENFP-A 自己主張型の広報運動家 5.30%
4位:INFJ-T 慎重型の提唱者 4.97%
5位:ISFP-T 慎重型の冒険家 4.53%
6位:INTP-T 慎重型の論理学者 4.52%
7位:ISFJ-T 慎重型の擁護者 4.30%
8位:ESFJ-A 自己主張型の領事官 3.76%
9位:INFP-A 自己主張型の仲介者 3.53%
10位:ESFP-T 慎重型のエンターテイナー 3.08%
11位:ESFJ-T 慎重型の領事官 2.99%
12位:ENFJ-T 慎重型の主人公 2.94%
13位:ESFP-A 自己主張型のエンターテイナー 2.94%
14位:INTP-A 自己主張型の論理学者 2.67%
15位:ENFJ-A 自己主張型の主人公 2.65%
16位:ENTP-A 自己主張型の討論者 2.64%
17位:ENTP-T 慎重型の討論者 2.55%
18位:ISFJ-A 自己主張型の擁護者 2.52%
19位:ESTJ-A 自己主張型の幹部 2.30%
20位:ISFP-A 自己主張型の冒険家 2.21%
21位:ISTJ-A 自己主張型の管理者 1.93%
22位:INTJ-A 自己主張型の建築家 1.91%
23位:INFJ-A 自己主張型の提唱者 1.82%
24位:INTJ-A 自己主張型の建築家 1.79%
25位:ISTJ-T 慎重型の管理者 1.64%
26位:ESTP-A 自己主張型の起業家 1.58%
27位:ENTJ-A 自己主張型の指揮官 1.56%
28位:ISTP-T 慎重型の巨匠 1.54%
29位:ISTP-A 自己主張型の巨匠 1.33%
30位:ESTJ-T 慎重型の幹部 1.09%
31位:ESTP-T 慎重型の起業家 1.04%
32位:ENTJ-T 慎重型の指揮官 1.01%

一般的に日本人は、欧米や西洋の人と比べておとなしく、内気な人が多いイメージがあるかもしれません。
日本には落ち着いた雰囲気の人が多いのは確かなので、Iで始まる内向型の人が多そうだと予想した人もいるのではないでしょうか。

また慎重・繊細・真面目なお国柄を考えると、自己主張型=Aよりも、慎重型=Tが多そうです。

内向型かつ慎重型のINFP-Tが1位という結果に、納得した人も多いかもしれません。

日本で一番多いのはINFP-T

日本で最も多いタイプであるINFP-T(慎重型の仲介者)
INFP-Tは内向型かつ直感型=Nということで、1人でいる時間に空想するのが好きな傾向があります。

INFPの特徴

感情型=Fのため、論理で相手を負かすよりも、優しさをもって人と接する、繊細で感受性が豊かなタイプです。
また認知型=Pの性格タイプのため、計画をしっかり立てるよりも、思いつきでいろいろなアイディアを出すのが得意。

共感力とクリエイティビティが高い性格は、人を動かす音楽やアニメなどを多く生み出してきた日本に多いのもうなずけます。
ただし、実は陽気で行動的な人が多そうなアメリカ合衆国でも、INFP-Tが一番多いタイプという結果が出ています。

ここから考えられるのは、お国柄というよりも、INFP自体が、MBTIに関心を持つ層の人口的に最も多い可能性があることです。
そもそも「自分はどんな性格だろう」と、自己と向き合い、1人で性格診断を楽しむような人は、内向型が多いと思われます。

つまりMBTIや16タイプに関心が強く、実際に診断する人の多くがINFPという可能性が高いだけかもしれないのです。
したがって、性格診断に興味が薄く、受けたことがない人もいることを踏まえると、「日本で最も多いタイプがINFP」とは断言できない点に注意しましょう。

日本で一番少ないのはENTJ-T

逆に日本で一番少ない性格タイプは、32位のENTJ-T(慎重型の指揮官)でした。

ENTJ=指揮官タイプは、その名の通り、カリスマ性あるリーダーのような存在です。
そもそも世界的にも人口が少なく、なかなか見つけにくいレアなタイプと言えます。

ENTJの特徴

外向型=E、直感型=Nということで、行動力とクリエイティブな思考が大きな強み。
思考型=Tのため、事実を客観的に見つめ、状況を正確に見極める能力に長けています。

さらに判断型=Jのため、思いつきで行動することは少なく、緻密に計画を立ててプロジェクトを成功に導くことが得意。
まさに頼れるリーダーですよね。

世の中に求められる存在ではありますが、なかなかここまでカリスマ性と決断力、判断力を備えた人は少ないでしょう。
そのため日本でENTJが少ないのは当然ですが、やはりアメリカ合衆国でも下から2番目の31位がENTJ-Tでした。

外向的でカリスマ性のあるENTJのような人は、そもそもMBTIに興味を持たず、性格診断自体を受けないのかもしれません。
したがって世界的にENTJが最も希少なタイプとは断言できませんが、少なくとも16Personalitiesのテストを受けるENTJは、少ないと考えられます。

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MBTIの16種類の性格タイプの説明

MBTIの16種類の性格タイプは、以下4つのカテゴリーに分類できます。

  • 分析家タイプ…論理的思考の持ち主で、研究やデータの分析が得意
  • 外交官タイプ…情にあつく、やわらかいコミュニケーションが得意
  • 番人タイプ…ルールや規則を重視し、決められたことをきっちりこなすことが得意
  • 探検家タイプ…エネルギッシュで大胆な自由人。リスクにも立ち向かっていくことが得意

人の性格を、かなり大まかに分けると、上記4つのタイプになるのです。

4つの性格グループ

16タイプ診断では、4つそれぞれを、さらに細かく4つの性格に分けていきます。

タイプ 一覧
分析家タイプ
論理性とクリエイティブな思考が強み
INTJ(建築家)
INTP(論理学者)
ENTJ(指揮官)
ENTP(討論者)
外交官タイプ
豊かな感受性と優しさで仲間をまとめる
INFJ(提唱者)
INFP(仲介者)
ENFJ(主人公)
ENFP(広報運動家)
番人タイプ
真面目に仕事をこなす能力が高い
ISTJ(管理者)
ISFJ(擁護者)
ESTJ(幹部)
ESFJ(領事官)
探検家タイプ
自由を愛してリスクに立ち向かう
ISTP(巨匠)
ISFP(冒険家)
ESTP(起業家)
ESFP(エンターテイナー)

上記の16タイプは、さらにA(自己主張型)とT(慎重型)に分けることが可能です。

【MBTIのAとTの違い】

A(Assertive)自己主張型 … 細かいことを気にしない。前向きで自信に満ちている
T(Turbulent)慎重型 … 細部を気にする。ストレスを抱え込み、ネガティブに考えやすい

同じINFPでも、INFP-Aなら自己主張型の仲介者、INFP-Tなら慎重型の仲介者です。
16タイプ1個につきAかTのどちらかに分けられるため、16の2乗で、事実上32個のタイプが存在します。

性格タイプの前提:16タイプのアルファベットが表す性質は4つ

各性格を表す4文字のアルファベットは、それぞれの4つの性質を示しています。

①外向型はE、内向型はI「エネルギーの向かう方向」

16タイプでは人の性格を、エネルギーの向かう方向を基準に、外向型と内向型の2種類に分けます。
エネルギーを自分よりも外界や他人に向ける人を外向型=E、逆に自分の内側に向ける人を内向型=Iと定義するのが特徴です。

一般的に外向型の人は外界に意識が向いており、社会的な活動を好むため、人々との交流を楽しめる傾向があるとされています。
そのため明るく社交的な性格の人が多い印象です。

反対に内向型は自分の内側に意識が向いているため、1人で思考したり、静かな環境で落ち着いて過ごしたりするのが好き。
人が多くいる場所ではおとなしく振る舞うため、内気な性格の人が多いとされています。

ただし上記は傾向であり、中には1人の時間が好きな外向型、人との交流を楽しむ内向型の人もいます。

②感覚型はS、直観型はN「ものの見方」

16タイプのEとIの後に続く、SとNという文字は、ものの見方を指すのが特徴です。
具体的には、物事を理解し、解釈する方法の違いを示しています。

Sは現実をしっかり直視し、事実を客観的に見つめ、判断する感覚型です。
現実主義で、目の前にある物事を歪曲せず、そのまま受け止めます。

一方直観型と呼ばれるNは、想像や妄想などが得意です。
現実よりも夢想を好み、理想的な世界を空想している時間が大好き。
目の前の物事はヒントに過ぎず、頭の中で独自の世界を繰り広げます。

③思考型はT、感情型はF「判断の仕方」

TとFは、物事に対する判断の仕方の違いを指します。

Tは合理的な思考を持つ性質で、判断を下す際に、何よりも事実や根拠を重視するのが特徴です。
重要な事実が判明したとき、Tはそのまま相手に伝える可能性が高いです。

一方Fは、事実よりも情を重視して、究極的には相手の気持ちを優先します。
つまりFは、どれほど重要な情報でも「真相を知った相手がどう思うか」を考え、相手が傷つく可能性がある事実なら伝えることを控えるかもしれません。

このように意思決定の基準をどこに置くかの違いを、TとFで表すのです。

④判断型はJ、知覚型はP「外界との接し方」

外界とどう接するかの好みを表すのが、JとPです。

判断型のJは、例えば仕事や課題を受け取ったら、計画を立てて順序通りに進めることを好みます。
そのためJは、タスク管理が得意で几帳面な性格に思える人が多いかもしれません。

一方で知覚型のPは、ルールや締め切りを守るのが苦手です。
計画を立てることは好みませんが、その分、状況の変化にも臨機応変に対応できるのが強みでしょう。

このように物事へのアプローチ方法の違いを、JとPで表しているのです。

まとめ

16Personalitiesテストを受けた日本人の中で、最も割合が多かったのはINFP-T、少なかったのはENTJ-Tでした。

ここから推測できることは、INFPは性格診断で自己と向き合うことが好きで、ENTJはあまり自己分析に関心がない可能性があること。
「自分の好きなものと向き合いたい。本当の自分や生きるべき道を知りたい」などと考えて、自己分析自体を楽しむ人が、INFPには多そうです。

逆に「自己分析なんて興味はない。今の自分のまま、堂々と生きていく」というタイプの人が、ENTJには多いのかもしれません。
もちろん一概には言えませんが、内向型のINFPは「自分の内側」に入っていくことが好き。

対して、外向型のENTJは「自分の外側で起きていること」に関心が高く、自分のことを考えるより、他者に影響を与えることを好む傾向があるのでしょう。
診断者の興味関心や、性格診断そのものへの意識なども、結果には表れていると言えそうです。

MBTIおよび16Personalitiesは、自分の好きなものや得意なもの、逆に嫌いなものや弱点を見つけるための1つのツールに過ぎません。
自他を分類して「このタイプだから、こういう人」と決めつけず、あくまでも目安として認識しましょう。

自分の得意分野や興味関心を客観視し、より良い人生を歩むためのヒントを得る一助として、ぜひ診断してみてください。

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