【中国のメディアが語る中国経済崩壊の現場】の紹介

本書は、隣国である超大国の経済が、内部から崩壊に向かっている現実を生々しい現場の声を通じて伝えます。
かつて経済繁栄の奇跡と讃えられたその国が、実は崩壊への序章に過ぎなかったことを明らかにします。

不動産バブルの崩壊が進行中である現状を第1章で詳述します。

第2章では、海外市場に依存する製造業や加工業が直面している厳しい冬について掘り下げます。

サービス業、運輸業、流通業、金融システムが総崩れになっている経済の実態を第3章で描き出します。

第4章では、中国政府の短視眼的な政策や地方政府の投資競争が引き起こす、さらなる経済混乱への道を追います。

エピローグでは、中国経済が直面する絶体絶命の危機と、かつて信じられた「成長神話」の終焉について総括します。

石平のプロフィール
1962年中国四川省生まれの評論家で、北京大学哲学部卒業後、1988年に来日し、神戸大学で博士課程を修了しました。『なぜ中国人は日本人を憎むのか』を著し、中国の反日感情の高まりに対する警鐘を鳴らして以来、評論活動を続けています。2008年からは拓殖大学で客員教授を務めています。

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