「まぁるく生きる―これが元気の秘訣です」の紹介

日々の生活における様々な側面を探求し、より充実した生活を送るための実用的な指南書です。第1章では、悩みを抱えすぎずに生活の楽しさを見出す方法に焦点を当て、ポジティブな思考がいかにして日常を豊かにするかを説明します。第2章では、健康的な生活習慣の確立について、規則正しく活動的な日々を送るための具体的なステップを提供します。

第3章は、仕事を通じて感じる幸福感と成就感について掘り下げ、仕事が人生における喜びの源泉であることを解説します。第4章では、楽しみながら行う体力作りの方法を紹介し、健康で丈夫な体を維持する重要性に光を当てます。第5章は、食生活に関し、好きなものを適量食べることの大切さを説明しつつ、バランスの取れた食事のすすめを展開します。

続く第6章では、病気と自然治癒力の関係に焦点を当て、自然の力を信じ、体が本来持つ治癒力を最大限に活かす生き方を提案します。第7章では、人間関係の重要性と、他者との繋がりが如何にして私たちの生活を豊かにするかを探求します。第8章は、愛と恋愛の力を探り、ときめきがいかに人生を動かす原動力となるかを解説します。

最終章である第9章では、死というテーマに対峙し、日常的に死を意識することが如何に心の平和につながるかを論じます。

著者の帯津良一氏は、1936年埼玉県生まれで、1961年に東京大学医学部を卒業後、医学のキャリアを積んできました。東大病院と都立駒込病院で重要な役割を果たし、1982年には川越市に帯津三敬病院を、2005年には池袋に帯津三敬塾クリニックを開設しました。これらの施設を拠点に、西洋医学と東洋医学の融合から生まれるホリスティック医学を実践し、患者の自然治癒力を引き出す治療を提供しています。現在は帯津三敬病院の理事長兼名誉院長として、また日本ホリスティック医学協会会長や日本ホメオパシー医学会理事長としても活躍中です。彼の豊富な経験と知識が、この書籍に生かされており、読者にとって大いに参考になる内容となっています。

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