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愛の手紙の決めゼリフ 文豪はこうして心をつかんだ
著者
中川 越(なかがわ えつ)
定 価
  本体1400円+税
発 行
  2020.06
ISBN
  978-4-7593-1716-9
愛の手紙の決めゼリフ 文豪はこうして心をつかんだ
あったかくて奥深い41のラブレター!

私の過去はすべて未完成でした(島崎藤村から恋人へ)
キスを五つ贈る――唇に、額に、二つの眼に、顎の下に(徳冨蘆花から妻へ)
不図した出来心から拙宅へ来て寝転んで食う積で買って来たんですか(夏目漱石から友へ)
はやくきてくたされ(故郷の母からアメリカの野口英世へ)
出来たもの次ぎ次ぎと見せて下さる事を望みます(志賀直哉から弟子志願者へ)
われは、つミの子になり申候…むかしの兄様さらば(与謝野晶子から元カレへ)

古今東西、国内外の文豪や偉人たちは、恋人や配偶者、子どもたち、友人などに、どんな手紙で思いの丈をつづったのか?
さすが! と驚嘆し、ときに涙し、ときにニヤニヤしてしまう、愛に溢れる「言葉の魔法」を一挙紹介!
相手の心に響く手紙・メールを書きたい方、文豪の意外な素顔を覗いてみたい方、人生の荒波に奮闘する偉人の姿に励まされたい方に最適の書です。


はじめに

第一章 恋愛の決めゼリフ
第二章 夫婦愛の決めゼリフ
第三章 友愛の決めゼリフ
第四章 家族愛の決めゼリフ
第五章 師弟愛の決めゼリフ
第六章 別離の決めゼリフ


本書では、愛を強く感じ、奥深さや広がりを備えた言葉を、文豪や偉人たちの手紙の中から選び、その背景説明を交えて紹介しました。
読者諸賢の愛あるライフを、さらに実り多いものにするための参考になれば幸いです。


手紙を書くのは難しい…。そう考えるとき、私たちは無意識に「相手を感心させる文章」を書こうと気負って、格好つけているのだと思います。
でも、本書で紹介した文豪・偉人の手紙を見てみると、必ずしもかっこいい文章、隙のない文章ではありません。作家ならではの美しい表現ももちろんありますが、何よりも伝わってくるのは、「自分がどんなにあなたのことを思っているか」ということと、「あなたとの仲をもっと深めたいんだ!」という強い願いです。

ストレートに情熱をぶつけるラブレターも、相手に余計な心配をかけまいとする思いやりに満ちた手紙も、第三者が読むとちょっと照れてしまうような、夫婦の親密な手紙も、自分の弱さをさらけ出して甘える手紙も、それぞれ魅力的です。そんな言葉を贈られる相手は、なんて幸せなんだろう、と思います。

本書を読むと、「こんな手紙を送る相手(またはくれる相手)がほしい」と感じること請け合いです。


中川 越(なかがわ えつ)
1954(昭和29)年、東京都生まれ。大学卒業後、雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。手紙の書き方に関する著書の他、古今東西の文豪・偉人・市井の人々の手紙からその生活や感情を読み取り、手紙の在り方そのものを考えた著作も多い。著書に、『文豪たちの手紙の奥義 ラブレターから借金依頼まで』『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』『漱石からの手紙 人生に折り合いをつけるには』『文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた』『すごい言い訳!』など多数。





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