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曽野綾子(その あやこ) |
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\2100 |
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2012.1 |
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978-4-7593-1233-1 |

自らの生活を語りながら、現代日本のあり方、私たちの生き方に鋭く斬リ込み、問題を提起します。著者の毎日は、執筆はもとより海外邦人宣教者活動
援助後援会(JOMAS)の活動、家族のための料理、海外の現場視察、観劇・音楽会、交友など、席が温まる暇もないほど多様にいろどられています。この「私日記シリーズ」は作家の日々を知るよすがとなるでしょう。
世界の最貧国を自分の足で歩いた著者は、いつも日本の穏やかな暮らしを特別な幸福と思えるほど恵まれていると感謝しています。その当たり前の日常
を根底から揺るがしたのが、2011年3月11日に起こった東日本大震災です。しかし、著者は一切あわてることはありませんでした。
著者は言います。「私はいつも身辺に起きうる最悪のことを想像する癖を持っている。しかしいかに最悪を予想しても、それ以上に人生では最悪のことが起きるものと承知している。それで私は辛うじて思い上がらないで済んでいる」と。
「この世は安心して暮らせるところではない。そんなものは、この世に決してあり得ない。そのことを織り込み済みで生きる哲学を持たなくてはならない」と言い切るのです。これらの言葉を肝に銘じておくと覚悟も決まるでしょう。現実を見据える作家の声が聞こえてくる本です。

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