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青山俊董(あおやま しゅんどう) |
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\1575 |
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2010.9 |
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978-4-7593-1140-2 |

50歳くらいになると、人生は一度きりということをひしひしと感じるようになる。人生にUターンはない。だから、未経験のことに関して、先人の教えに謙虚になることができる。若い時代は、未来が広々と開け、時間も限りなくあるような気がするし、老いも死もまだ観念でしかない。しかし誰もが、意識するとしないとにかかわらず、悔いのない自分らしい「いい人生」を探している。曹洞宗の尼僧さんで、一般の人向けの法話の機会も多く、茶道・華道を通して禅の普及にも努めている著者は、お話の名人である。身近なエピソードから、人生で最も大事なことに気づかせてくださる。「いい人生」とは、持ち物ではなく、病さえも「お蔭」と言える生き方のことだと。「私」の中には二人の私が同居している。気ままで、わがままいっぱいの私と、それを冷静に見すえる「もう一人の私」。この「もう一人の私」を育てていくことが「いい人生」につながっている。

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