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俵先生は、2008年11月27日、静かに旅立たれました。
産経新聞の敏腕記者として活躍されながら、職場結婚、離婚、子育て、フリーになられてからは作家として多くの作品を遺され、エネルギッシュに駈け抜かれた78年でした。働く女の先駆者として、オピニオンリーダーとして、女性の生き方、社会のあり方に問題提起をされ、一歩先んじて行動されるその人生は常に女性の憧れであり、励ましを与えてくださる存在でした。
本書はまるで遺書のように、ご自分の人生を振り返り、最後の二年間に病気を抱えながら渾身の力で執筆されたものです。
三人娘として半世紀以上も長い友情を紡いでいらした、次女の吉武輝子先生には「あとがき」を、三女の樋口恵子先生には「はじめに」をそれぞれ俵先生を偲びながら加筆いただきました。
俵先生は仕事に、家造り庭造りに、趣味の陶芸、美術館運営、そして人さまのお役に立ちたいとボランティアにも全身全霊で取り組まれ、ご自分の病気にも真摯に向き合われました。
「生きるとはどういうことか?」を魅力溢れる語り口で私たち後輩女性に示唆し、勇気と感動を与えてくれる俵先生最期の本です。

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