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がんだから上手に生きる
がんだから上手に生きる


田原節子(たはらせつこ)
\1,575
2004.2.
4-7593-0804-0


著者はテレビ朝日『サンデー・プロジェクト』の司会者、田原総一朗氏の妻で、もと日本テレビのアナウンサー。5年前に乳癌だと診断されましたが、それは乳癌の中でも最も難病といわれる「炎症性乳癌」で、診断した医者は家族に「余命は半年」と告げました。家族は著者が生きる気力を失うことを恐れ、本人には病名とその深刻な事態を知らせませんでした。不審に思った著者が真実を知ったときから、生きるための壮絶な闘いが始まります。
この本は、ジャーナリスト魂を持ったひとりの女性の、不治のがん患者として生きるということはどういうことなのかを詳細に綴ったヒューマンドキュメントです。ここには日本の成人病で最も多いといわれるがん(約30万9千人)について知っておくべき知識及び心得が、著者の実体験から語られています。
・がんの患者本人への病状の告知は隠さず、しかも正確なものでなければならないこと
・良い医者とはどんな医者なのか
・ 医者と患者の関係は、あくまでも患者が主役でなければならないこと
・ セカンドオピニオンの必要性
・ 患者と家族のあり方について
・ 抗癌剤治療の実態はどんなものなのか、等々
現在、著者のがんは脊髄、脳、眼、大腿骨に転移し、車椅子生活を余儀なくされています。死と向き合いながら、発病以来の経過や出来事、自分の心理状態の変化を克明に記録、分析し、文章に表現する気力をもった聡明さは驚嘆に値します。


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